一般人が立ち入ることが出来る日本の最東端納沙布岬観光をご紹介します。

納沙布岬観光を100倍楽しむ方法

納沙布岬観光を100倍楽しむ方法

一般人が立ち入ることが出来る日本の最東端納沙布岬観光をご紹介します。

日本の最東端は東京都小笠原村の「南鳥島」ですが、私達一般人が立ち入ることが出来る最東端が納沙布岬なんです。北海道観光、特に道東観光に行った際は是非一度足を運んで頂きたい観光スポットのうちの一つです。

今日は納沙布岬観光に行ったときに役立つ情報をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

1.納沙布岬の見どころ

北方領土が見える

冒頭でもご紹介しましたが民間人が立ち入ることが出来る日本の最東端の納沙布岬。天気が良く視界が良い日はわずか3.7km先に北方領土を見ることが出来ます。こんなにも近い島が日本の領土ではないということに疑問を感じてしまうかもしれません。ロシアの警備船が見えることも。。普段は関心がない北方領土問題かもしれませんがこの地を訪れることで考えさせられることがあるかもしれません。

四島のかけはし

納沙布岬にある望郷の岬公園には「四島のかけはし」という北方領土返還記念シンボル像があります。それほど北海道、根室の人々にとって北方領土の返還は強い願いであるということがわかります。

北方館 望郷の家

北方館と望郷の家も納沙布岬近くにあります。北方館には北方領土に関する資料や歴史、地図などが展示されています。ビデオ映像などで北方領土問題や島の様子などを学ぶことが出来ます。2階の展望スペースでは望遠鏡が設置されているので北方領土の様子を見渡すことが出来ますよ。時間がある方はここでじっくりと北方領土について勉強してみてはいかがでしょうか?

オーロラタワー

イベントホールや展示室を備えた高さ96mにもなるタワーでロシアと日本の二国間の境界線を目視出来る唯一の場所となっています。このタワーからはロシアの水晶島にどのような建物があるかまで見ることが出来ちゃいます。大人500円子供300円の入場料が掛かります。

売店・食堂

納沙布岬には売店・食堂がありますのでお土産や食事をすることが出来ます。売店ではカニなどの魚介類も販売されていますのでここで購入して自宅に発送してもらえば帰宅しても根室の魚介類を堪能することが出来ますね。

納沙布岬で食事をするなら「さんま丼」が有名な鈴木食堂がオススメです。根室と言えばサンマとカニ。さんま丼セットはサンマとカニを両方堪能することが出来ます。生サンマの切り身を醤油ベースで味付けされたサンマ丼。サンマ漁がない時期は冷凍サンマのようですが、サンマの漁がある時期脂の乗った生サンマを食べることが出来ますよ。カニの味噌汁鉄砲汁は花咲ガニが入っています。花咲カニは北海道では有名で一番好きなカニは花咲ガニという人も多い非常に美味しいカニですよ。

納沙布岬初日詣

北海道で最も早く初日の出を見ることが出来る納沙布岬には元日にも関わらず多くの人で賑わいます。納沙布岬初日詣は温かいコーヒーやお茶の無料配布があって冷えた体を温めてくれます。また鉄砲汁も販売されていますよ。根室の郷土芸能ねむろ太鼓の披露なども行われています。

納沙布岬に行くならレンタカーがオススメ

納沙布岬へは根室駅からのバスが運行しています。一日7本(曜日によって異なります。)程度走っているためどの時間帯でもバスに乗ることが可能です。

 

バスの時刻表はこちら

 

ですが納沙布岬観光はそこまで時間を要しませんので時間が持て余す可能性があります。そのため、運転免許証を持っている方の場合はレンタカーで行くことをオススメします。根室駅から納沙布岬までは距離が23km程度、夏であれば30分程度で到着します。北海道の大きくまっすぐな道路を車で走るのもまた楽しいですよ。

2.納沙布岬観光オススメの時期

根室観光、納沙布岬観光に行くならオススメの時期2つ。「カニ祭り」と「サンマ祭り」!どちらも根室の旬の味覚を堪能できるので根室に行くなら是非この2つの時期に合わせて日程を組んでみてください。

根室カニ祭り

根室の秋の味覚「カニ」を存分に堪能出来るカニ祭り。道内外から多くの人で賑わう人気のお祭りです。花咲ガニを使った鉄砲汁などの飲食コーナーを始め、市場など市販よりもかなり安い価格で花咲ガニを購入することが出来ます。「カニ早食い競争」や豪快にカニを茹で上げる「茹で上げ実演」、歌謡ショーなどのイベントで盛りだくさんのお祭りです。毎年9月上旬に2日間開催されているお祭りです。カニ祭りのfacebookページがありますので開催日などはこちらで確認してみてください。

 

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根室さんま祭り

根室さんま祭りも人気のお祭りのひとつです。さんま祭りではなんと、脂ののった旬のサンマが食べ放題!入場料も無料なのでタダでサンマを食べることが出来ちゃいます。まさに旬の時期に行われているので無料といえど、超ハイレベルなサンマをお腹一杯食べることが出来ますよ。そのほか、サンマのつかみどり大会や物産展などイベントも盛りだくさん。さんま祭りは毎年9月中旬に開催されています。詳しくはfacebookページをご覧くださいね。

 

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3.納沙布岬・根室に行ったら食べておきたい名物料理

根室市民のソウルフード・エスカロップ

エスカロップは根室市民のソウルフードと呼ばれる人気の料理。エスカロップは漁師さんが早く食べれてボリュームのある料理を望んだため出来た料理と言われていて漁師街ならではのメニューなんです。根室市内では多くのお店でエスカロップを食べることが出来ますが「たけのこのみじん切りが入ったバターライスのうえにとんかつとデミグラスソースが乗ったもの」がエスカロップ発祥のようです。根室ならではの味エスカロップ。是非食べてみてください。

 

エスカロップが食べられるお店はこちら

 

おみやげにいかが?オランダせんべい

オランダせんべいと言う名前なのにしっとりと柔らかいのが特徴の根室の銘菓です。名前の由来は長崎のオランダ焼きに似ているからと言われているようですが正確にはわかっていません。しっとり柔らかいんですが噛みごたえがあって噛めば噛むほど味が出てきますよ。根室市内のショッピングセンターやお土産物屋さんなどで購入することが出来ますが、製造元の端谷菓子店でできたての温かいオランダせんべいも美味しいですよ!一風変わった柔らかいせんべいはお土産に最適ですよ。

まとめ

北海道の最東端納沙布岬は北方領土が見えると共に日本の領土問題を改めて考えさせてくれる場所です。天気が良ければ景色も最高ですよ。納沙布岬の観光ついでに北海道でも有数の漁業の街なので美味しい海産物が豊富です!カニやサンマなど季節に合わせて旬の味覚を味わってみてくださいね。

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