まるでダンジョン！？宇都宮の観光地ならここ 大谷資料館＆大谷石地下採掘場跡
唯一無二の観光スポット 自分の目で見る価値あり
栃木県は観光地が非常に多い県で、日光・那須塩原・鬼怒川温泉・益子・佐野アウトレットなどなど、観光に恵まれた県として有名です。
一方栃木県の県庁所在地である宇都宮市といえば、「餃子」のイメージしかなく、観光する場所は無いように思われています。
確かにそうなんですが、実は！そんな宇都宮市にも、見ておくべき観光地があるんです。
それが今回ご紹介する、「大谷資料館＆大谷石地下採掘場跡」なんです。
大谷って何？
大谷というのは、「大谷石」が掘れる地域です。この大谷石は耐火性に優れており石質が柔らかいため、加工が容易です。そのために昔から高級建築物に好んで使用されてきました。
その大谷石が発掘されていた跡地が、観光地として現在は解放されているんですね。
いざ大谷石地下採掘場跡へ
さあそれでは、大谷石地下採掘場跡へ行ってきましょう！
駐車場の付近から岩壁があり、なんか雰囲気ありです。
駐車場から採掘場跡までは、少し離れているため、歩く必要があります。
この緑の中を通って行くと、途中で冷っとした空気を感じる瞬間があります。目的地が近づいてきた証拠です。
さあ、着きました！
こちらが大谷石地下採掘場跡入り口です！
中に入ると、採掘場に関する資料がいくつか。
またここは、非常に雰囲気のある場所なので、映画やドラマ、ミュージックビデオなどの舞台として、しばしば使われているそうで、過去使われた作品が紹介されてました。
すっごいたくさんあります。
地下への入口はこちら。テンションあがってきます。
地下の採掘場で、気温が低いこともあり、ちゃんとブランケットも貸し出してました。
さあ、それでは、地下採掘場内部へ・・・
まるでＲＰＧのダンジョンのような！
地下への階段を降りると・・・
はい！こんな場所にたどり着きます！
画像では１００％雰囲気が伝えにくいですが、実際は超雰囲気ある場所です。
まるでＲＰＧのダンジョンに迷い込んだような感じです。
なんか、奥が青く光ってますね。何だろうと近づいていくと・・・
こんなものがありました。華道家の假屋崎省吾によるものだそうです。非常に幻想的です。
はい、ミュージックビデオの撮影で使われた場所だそうです。
なんかこう見ると、ピラミッドの中に来たみたいです（行ったことないですが）
さて、この飾られている写真は何かというと・・・ この地下採掘場が使用された作品の紹介をしているものでした。
映画：ライアーゲーム！あの雰囲気は、ここで撮影されたのか！と納得です！
オメガのレセプション！
アウディも！すごい！
ドンペリもありました。大谷石地下採掘場跡、恐るべしです。
とまあ、とにかく雰囲気がある空間で、一回見ておく価値がある場所でした。ゆっくり回って60分弱程度だと思いますね。
外にはカフェとお土産屋があります
さてさてここ大谷石地下採掘場跡の外には、小さいですがカフェとお土産屋さんがあります。
カエルさんが出迎えてくれます。
ここはベンチですね。
立派な石壁が！そして横には・・・ トトロ！？
お土産も、大谷石で作られたグッズがたくさん。持ち帰るのがちょっと重そう（笑）
この中２階がカフェ。地下で身体が冷えたら、こちらでコーヒーブレイクしていきましょう。
一応外には自動販売機コーナーがあるのですが、なんか洞窟に吸い込まれそうなところにあります。
これはトイレ。もちろん石造りで、なんかカッコいいです。
とまあ、大谷石地下採掘場跡＆大谷資料館でした。たぶん１回行けば十分な場所ではあるんですが、逆にいうと、１回は見ておくべき価値のある場所だと思います。
声を上げて自然と感嘆してしまいましたから、地下に降りたとき。圧倒される場所です。
大谷石地下採掘場跡への行き方
この大谷石地下採掘場跡ですが、宇都宮駅からバスが出ています。
ただ本数は多くないし、ちょっと時間がかかるし、周辺はほとんど観光できるところもないので、レンタカーで来た方がゼッタイに良いです。
宇都宮駅から約40分程度ですね。
周辺のおススメスポット 大谷寺の大谷観音
もし周辺で他に観光をするのであれば・・・ 大谷寺の大谷観音が良いと思います。
坂東33霊場の第19番札所にあたる場所で、岩壁面に彫られた磨崖仏が壮観、国の重要文化財・特別史跡の二重指定を受けているものです。
あとは非常に大きい平和観音は、青空をバックに見ると、心が洗われます。必見です。
これは写真で見るのはもったいないので、ぜひ自分の目で見ていただくのがおススメです！
※周辺にはご飯屋さんはありません。お腹を空かせていくと大変なことになるので、先に済ませておくと良いでしょう！
観光時間の目安
大谷資料館＆大谷石地下採掘場跡：約1時間30分
大谷寺の大谷観音：約30分